子供の作品の収納ってどうしてますか?
実は家づくりのプチ後悔が、子供の作品収納問題なんです。
もう少し子供たちの作品を飾れるスペースを作っておけばよかったと思っています。
というのも、幼稚園や学校で作ってくる作品はもちろん、我が家の子供たちは家での工作も大好き。
ましてや4人も子供がいるので、作品の数自体もとんでもないことになっています。
家づくり中にもう少し『子供の作品収納問題』について深く考えておけばよかったと思っています。
今日は、4人兄弟の我が家の作品をどうやって収納しているかをご紹介します。
それから、実際に大量の作品を収納してみて、ちょっと感じているプチ後悔についても。
同じ年頃のお子さんがいらっしゃるママさんやパパさん以外にも、小さい赤ちゃんのママやパパにも読んでもらいたい内容です。
子供の作品収納問題、我が家の現状は?
まずは我が家の現状からご紹介します。
定位置はパントリーの壁
家づくり中は、まだ子供が二人でした。
長女が幼稚園に入園したばかり。
年子の長男は週1回のプレ保育に通っていました。
長女はいつも一生懸命私や主人にお手紙を書いてくれていました。
まだ幼稚園へ行き始めたばかりだったので、子供の作品というと長女のお手紙のような小さなものをイメージしていました。
子供の作品の収納(兼、飾る)スペースはパントリーの中の磁石がつくクロス。
そんな程度に考えていました。
長女が字(のようなもの)を書き始めたばかりだったし、作品を飾るっていう観点であまり深く考えていなかったんですよね。
パントリーの扉を開けていれば、壁に貼ってある自分の作品を見て喜ぶし。
お客さんが来たときは扉を閉めればスッキリ。
リビングの壁のあちこちに画鋲の痕を残したくないし、我ながらいいアイディア。
長女には申し訳ないのですが、家づくり中はこの程度しかイメージできていませんでした。
とっておきのものはアルバムへ保存
長女が年中になって、かなり文字が上手に書けるようになってきました。
お手紙に絵も加わるようになってきて、気持ちも伝わるようになってきました。
『上手にお手紙を書いてくれてありがとう!とっても嬉しい!』
と言いパントリーへ飾ってあげるととっても喜ぶし、喜ぶ長女の顔を見るのもうれしい。
家づくり中は子供達がまだ小さくて、こんなにたくさんお手紙を書いてくれるようになるなんて考えてもいませんでした。
実際に暮らしてみると、パントリーはすぐに長女の手紙でいっぱいになってしまいました。
というわけで、上手に書けた絵や手紙はパントリーだけでなく、アルバムに貼って保管するようにもなりました。
アルバムはいつでも見返せるようにパントリーに置いています。
クリアファイルに作品や手紙を一時ストックし、ある程度まとまってきたら暇を見てアルバムに貼っています。
4人分のアルバムを買った時期はバラバラですが、定番のアルバムなので同じものが手に入りました。
全員分同じシリーズで揃えられているところも地味に気に入っています。
台紙が大きい(四つ切)ので折り紙なら1ページに2枚貼ることができます。
ページが足りなくなったらリフィルを買い足すことができるので、ひとり1冊ずつ。
同じリフィルを使いまわせるのも、定番のアルバムを選ぶメリットですね。
一番作品数が多い長女でも1冊で収まっています。
長女の手紙のために用意したアルバムですが、今では4冊になりました。
子供自身が特に気に入っているものは換気扇へ
幼稚園へ通いだすと手紙だけでなく工作など立派な作品も増えてきました。
立体的な作品はパントリーには飾るスペースがなく、当然アルバムにも貼ることができません。
4人兄弟で常に乳幼児がいるような状態だったので、物を置くときは高いところが基本。
というわけで、こんなところに飾ることになってしまいました。
意外と油や埃で汚れたりもせず、きれいなまま飾ることができています。
しばらく飾った後、アルバムへ貼ったり、夜中にこっそり処分したりしています。
この『とっておくか、処分するか』の選択もなかなか難しいですよね。
我が家の場合は、一応ルールを作っています。
- 立体的な作品はある程度飾ったら処分
- 絵や手紙は私が気に入ったものを選んで保管
4人分の立体的な工作をとっておくのはちょっと大変なので、心苦しいですけれどこんな感じで決めています。
『上手に書けたのはアルバムに貼るね。』
と、普段から『そうでないものは処分するね』と匂わせているので、子供達も一生懸命です。
ただ、例外ルールとしてと
- どうしても処分したくないものはとっておいてOK
- そのかわり、きちんと片付けることが条件
しばらく飾った後でも、どうしても捨てたくない!というものもありますよね。
そんな時は、リビングに置きっぱなしにしないと約束させたうえでOKしています。
子供部屋を兄弟共有で使っているので、ほかの子たちからクレームが来ないようにすることが条件です。
展覧会を定期的に開催!満足してから自分で処分
知らない間に毎年恒例になっていました。
夏休みの自由課題で余った画用紙を使って、書いたり切ったり塗ったりと、普段よりも少し『凝った』工作が始まります。
作品の提出期限は1週間。
週末にみんなの作品を集めて長女がリビングの窓に貼りだします。
作品名も自分たちで考えて、作品と一緒に貼ってくれます。
展覧会ではその他に習字や工作など、好きなものを飾ることができます。
もはや作品名を見ても、よくわかりません・・。
気に入った言葉の響きがそのまま作品名になったりもします。
毎年1か月ほど飾っておいて、貼りだしているところを写真に収めてから自分たちで処分します。
普段の工作と違って、一応『展覧会』という家族の行事(?)なので、
『展覧会は〇日までね~』
と伝えると、すんなり自分たちで片付けてくれます。
学校や幼稚園の作品は作品ケースで保存
大きさの比較のためにランドセルと一緒に載せてみました。
幼稚園や小学校で年度末に持ち帰ってくる作品はこの作品ケースに入れています。
ケース自体ランドセルより一回り大きいのですが、これをパカッと見開いて作品を収納できるようになっています。
上の画像のようにCDを入れる場所もあります。
我が家の展覧会のように、作品を画像で残す場合はここにデータを入れられます。
学校や幼稚園から持ち帰った画用紙の作品も折らずに収納できます。
この大きなポケットページが6枚あるので、1学年ごとにまとめておけばOK。
小さい作品を収納するポケットもあります。
年度末は家族で作品を見せ合いながら、自分でこの収納ケースに作品を入れてもらっています。
1つのケースに数年分まとめて入れられるので、昔の作品を引っ張り出してみたりと、なかなか作業が終わりません。
子供の作品の収納で私が後悔していることとは?
家づくりをしているときは、まだ子供が小さかったのもあり、我が家の子供たちがこんなに工作好きになるとは思っていもいませんでした。
そして、何よりも想定外だったことは、自分自身。
こんなに子供たちの作品を大事にとっておこうと思うようになるなんて。
6年生の娘に『どうしてそんなに作品アルバムを見返すのが好きなの?』と聞いたことがあります。
『自分の作品が大事にされていると、自分が大事にされているみたいだから』ですって。
こんな風に言われると、もう少し家づくり中に子供の作品収納問題について深く考えておけばよかったと考えるわけです。
具体的には
- 絵を額に入れて飾れるスペース
- 立体的な作品を置けるようなニッチやカウンター
こんな感じの『作品を飾れるスペース』を作っておけばよかったと感じています。
というわけで、まずは子供部屋の前の廊下をギャラリーのようなスペースにしてみようかと画策中です。
鉛筆を持つことすらまだできない赤ちゃんや、将来ママやパパになるかもしれない人へ。
子供の作品を収納するスペースと飾るスペースも頭に入れて、家づくりしてみてくださいね。