数年前に、お隣さんが競売になるということで、市場よりもだいぶ安く土地を購入することができました。
隣地ゲットまで紆余曲折アリの経緯についてはこちらの記事に詳しく書いてますのでよかったらどうぞ。
この約50坪の土地を、4人の子供たちのための『遊べる庭』に変身させることにしました。
今回の記事では、我が家の庭づくりの様子を紹介させていただきます。
完全なる素人が、ゼロから庭づくりをしたらどうなるか?!
是非最後までご覧ください。
- 素人の庭づくりを覗いてみたい
- DIYに興味がある
- 畑に興味がある
- 子供が喜ぶ庭ってどんな庭?
庭づくりを素人がゼロから始めてみた
とりあえず、知り合いの解体業者さんにお願いして格安で家を取り壊してもらいました。
さてどうするか・・・。
自宅はすでに建っているわけですから、この土地の用途は100%庭なんです。
しかも、きれいな真四角の50坪の土地。
- 遊具を置いてみる
- 畑にチャレンジしてみる
- 休日には家族でバーベキュー
- おしゃれなアウトドアファニチャー置いちゃう?
あれこれ夢は膨らみます。
だけど庭づくりをプロに頼めば高いに決まってる!
なんとか自分たちで庭を作ろう、と意気込みだけは十分。
とはいえ相手は50坪もの広さの整地もされていない土地。
家が建っていたところ以外は、私の背丈くらいの草が一面に生えています。
ど・・・どうする??
勢いだけで買っちゃったけど、大丈夫?
こうして我が家の庭づくりは始まりました。
とりあえずブルーベリー植えてみる?
それからはひたすら草むしりと庭を耕す毎日でした。
もはや規模が小さな開墾ですね。
草むしりはとにかくむしればいいわけですけど、耕すのが大変。
土の中にこぶし大よりも大きな岩がゴロゴロ埋まっていました。
1週間ほどで素人ながらに整地完了。
さて何から始めようかと悩んでいると、
とりあえず、ブルーベリー植えてみる?
と、ある日突然、主人がブルーベリー農園を営んでる友人からブルーベリーの苗を買ってきました。
(もちろん、ノープラン!)
こうして、我が家の庭づくり第一弾はブルーベリーの植樹となりました。
青々とした芝生に憧れる
庭っていったら『芝生』じゃない??
ってことで、次は芝生を貼ることにしました。
いつも行くスーパーの駐車場から見えるお宅の芝がとってもきれいで、いいなあと密かに憧れていたのです。
そのお宅の庭は結構な広さなんですけど、ビシーッと全面、西洋芝が貼ってあって。
ゴルフ場の芝生といえばわかりやすいでしょうか。
お手入れは大変みたいなんですけど、とりあえず西洋芝、やってみる?
と、またまたノープランで芝生を貼ることにしたんです。
調べてみると、これが結構高いんですよ。
正方形みたいな芝生のマットを一枚ずつ並べていくんですけど、50坪分ですからね。
結構な枚数になるわけです。
じゃ、種からでよくない??(安直)
ということで、私ども、全くの『ど』素人なんですけど種まきから始めたんですよ。
数日たつと、すぐに産毛みたいな芽が生えてきて
え? あなた芝生なの?!
的な地面になってくるんですけど、例の憧れのお宅のように青々となるまで育てるのが難しい!
芝生が生えそろう前に、雑草が隙間からアッという間に生えてきて、公園の草っぱらみたいになっちゃうんです。
整えられた美しい庭は、私たちには無理だ!という結論に至りました。(いまさら)
庭づくりの新しいテーマを『ナチュラルなのに作り込んでいく庭』に変更
出典:flickr
そんな時に、私の庭づくりのバイブルとなる本との運命的な出会いがありました。
一言でいうと、ナチュラルなのに丁寧に作り込んでいる庭。
これを新しい『庭づくりのテーマ』にすることにしました。
我が家の庭づくりのバイブル本のご紹介はこちらの記事からどうぞ。
すっごくおすすめです。
ナチュラルっぽい花壇を作ってみた
とりあえず、この本を参考に、庭の一角にオーナメンタルグラスを植えてみることに。
オーナメンタルグラスとは
観賞用の存在感がある草類のこと。
庭の入り口のところを花壇にしてみました。
大すきなハナミズキの鉢植えを2本買ってきてシンボルツリーに。
回りにハーブやオーナメンタルグラスを植えました。
真ん中あたりにある稲のような草がオーナメンタルグラス。
この画像が2017年の10月ごろ。
どんどん大きくなります。
それから2年6か月たった現在の姿がこちら。
だいぶスクスク育ってくれました。
私のお腹くらいの背丈だったハナミズキもようやく私の身長を超えました。
レンガもいい感じに古びてます。
DIYでおもちゃ置き場の小屋を作ってみた
ナチュラルな庭を意識してDIYで作ったおもちゃ置き場。
材料は自宅や職場にあったものを適当に使いました。
やっぱりノープランです。
ぶら下がったりここから隣の物置の上へ登ったり、子供たちにとってはいい遊び場です。
ウェットや水遊びグッズを干すのにもちょうどいいです。
余ったホースにじょうごをつけて、スピーカー部分は古いホルンの一部!?
ホルンはこれね。
出典:ウィキペディア
これも子供たちの遊び道具です。
オシャレなポタジェを目指す
庭の一角には畑も作りました。
ポタジェとは
果実や野菜、ハーブや草花など色々なものを植えた観賞用、実用性が合わさった庭のこと。
家庭菜園を意味するフランス語
本当はおしゃれなポタジェを目指していましたが、背に腹は代えられません。
実用性重視の野菜たちばかりです。
子供たちにとっては虫を捕まえるとっておきの場所のようです。
夏はたくさんトマトを植えて、外で遊んでいるときにジュース代わりに食べています。
冬には大量に大根を植えて、遊びに来た近所の子供たちに引っこ抜かせてお土産代わりにしています。
ちなみに畑に置いてある赤いキノコは友人からの出産祝い。
サーフボードと同じFRPという素材でできているので雨にも強いのです。
雰囲気のある小路を作ってみた
ブルーベリーの小路。(私が命名)
煉瓦とタイルを並べただけ。
10数年前、当時の自宅をセルフリフォームした時にあまったタイルが大量に残っていました。
レンガも自宅やに職場に置いてあったものだから風合いがバラバラ。
雑草よけにしています。
ここもいつかはもっと素敵な小路に変身させたいなーと夢が膨らむポイントです。
ちなみにここから見る自宅の姿が一番お気に入り。
こんなに植えてどうするの?!と若干イラっとしたブルーベリーも、子供たちにとっては夏のおいしいおやつの一つ。
庭で遊びながらパクリパクリと食べています。
秋になると徐々に葉っぱが紅葉してきています。
夏が終わるまでに全部収穫して、食べきれなかったものは冷凍庫へ。
しばらくの間、お菓子作りやデザートのトッピングに登場します。
砂場を作ってみた
何しろ原っぱのような庭なので、庭のそこらじゅうをホジホジ穴掘りしています。
先日は庭のど真ん中に直径50cmほどの大きな穴が掘られていて、夕方畑に野菜を取りに行ったらまんまと穴にハマってしまいました。
これはいつか誰かがけがをするに違いないと砂場を作ることに。
謎にレンガが大量に余っているので適当に並べただけです。
ダイソーで買ってきた鍋やお玉などのお料理グッズを使って、いつも斬新な料理をごちそうしてくれています。
大人もうれしい?ブランコを作ってみた
大きなプラムの木にぶら下げたブランコ。
余っていた廃材に穴をあけてロープを通しただけのお手軽ブランコです。
2人で乗っても全然余裕あり。
大人も童心に戻れます。
実のなる木を楽しむ
1年で数日間ほどですがプラムの花が咲きます。
あっと言う間に散ってしまうので儚いですが、春限定のお楽しみです。
プラムの実もたくさんとれます。
少し青い状態で収穫するのがポイントです。
そのまま食べる場合はこのまま熟すまで放っておきます。
それ以外はプラムシロップやプラム酒、ジャムに。
畑づくりの師匠でもあるお隣さんに、毎年プラム酒をおすそ分けしています。
毎年、初夏の楽しみ。
実のなる木が自宅に植えてあるって、とっても贅沢だなと感じています。
庭にあるものでアスレチック
この頃は、コロナの影響で自宅に籠っているので、庭にあるものを寄せ集めてお手製アスレチックのようになっています。
私が一人でせっせと遊び場を仕込んでいると、なになに?と子供たちも集まってきます。
これをこうしよう!
あそこにあれを置いたら楽しそう!
など、家族会議に発展してあれこれ言いながら作り上げていきます。
小学生チームはこうしてね
ちびっこチームはここはこうしよう
と自分たちでルールを決めて、好きなように遊んでいます。
この土地を購入してよかったなと一番強く感じる瞬間でもあります。
目下、池づくりに奮闘中
実は現在、池づくり計画が始動しております。
なかなか思ったような池に至っておりません。
我が家の大事なペットの3匹の金魚たちを『みんなの池』にお引越しさせることが目標です。
うまくいきましたら記事にしようと試行錯誤しています。
庭づくりは続くよどこまでも
『ど』素人、ノーセンス、経験もなし!
ダメダメオンパレードですけど、庭づくり、とても楽しくやっています。
土いじりは体にいい、なんてのをどこかで読んだことありますけど、本当にそうだなと実感しています。
イライラが爆発しそうになった時は、とりあえず庭に出て草むしりをするとだいぶ落ち着きます。
こうやって、我が家の庭づくりはゼロからここまで来ることができました。
この土地の決済が終わり、初めて庭の全貌を見た時は軽く立ち眩みがしましたけれど。
しかも、実は当時4人目を妊娠中。
大きなお腹で鍬をもって毎日庭を耕す私を見て、ご近所さんは本当に心配してくれていました。
ごめんなさい。
これからも、家族の在り方とともに我が家の庭づくりは進化し続けることでしょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
夏の庭の楽しみ方はこちらの記事を是非ご覧ください。
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