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下地を補強してもらった壁

注文住宅を建てるのなら、壁の下地の補強はじっくり検討すべき

下地の補強、侮るなかれですよ。

ホームセンターへ行けば、石膏ボード用のビスやフックはもちろん売っています。

私も使ったことがありますが、取り付けも簡単です。

だけど、下地を補強しておけばよかった!と思うことって多いです。

  • 壁に棚を取り付けたい
  • 重いものをぶら下げたい
  • 家具に耐震グッズを取り付けたい

そんな時はボード用のビスだけじゃ心配なことがあります。

また、テレビやコードレス掃除機の充電器など、壁掛けにすると省スペースにもなるし、すっきりしていて格好いいです。

あとから後悔しないためにも、ボードの下地を検討してみる価値あり、ですよ。
  • 下地の補強ってどこに入れとくべき?
  • 下地の補強で後悔したことや、よかったと思うことを知りたい
  • そもそも下地の補強って何?

今日はこんな疑問にお答えします。

下地の補強って何?

木造住宅の場合、壁紙をはがすと石膏ボードというチョークのようなものを圧縮して固めたボードになっています。

例えば我が家の石膏ボードはというとこんな感じ。

壁紙が破れた白っぽいところが壁紙の裏地の接着面。

黄色いところが石膏ボードです。

石膏ボードを拡大してみたところがこれ。

細かい傷がたくさんあるのがわかりますね。

犬が引っ掻いたあとなんですが、石膏ボードはこうやって簡単に削れてしまいます。

ちょっと!なんで壁紙こんなことになってんの?という方はこちらの記事をご覧ください。

石膏ボードは火にも強く安価なため、住宅の内壁や天井によく使われている資材です。

けれど、点の力に弱く画鋲や釘などを打つとポロポロ削れてしまうのが難点です。

壁にカレンダーを貼りたいのに、画鋲がブカブカして刺さらない、なんて経験ありますよね。

ではどうやって画鋲や釘などを打つかというと、間柱の部分を探すわけです。

※画像はパンソニックホームズさんにお借りしています

上の画像でいうと断熱材に挟まれている木の棒のところですね。

間柱と間柱の間に断熱材が敷き詰められていて、その間柱に石膏ボードが取り付けられているとイメージしてください。

ちょっとわかりづらいですけれど、これが建物の躯体部分。

このように等間隔で間柱が建っているので、拳でコンコンと壁を叩いて間柱を探し、間隔を図って釘が刺さる場所を探すわけです。

センサーや針によって間柱を探す機械もあります。

 

石膏ボードに何かを取り付けたいときの注意点

  • 間柱を探す手間がいる
  • 石膏ボード用のアンカーが必要
  • 石膏ボード自体には荷重をかけられない
  • 石膏ボードと石膏ボードのつなぎ目がどこだかわからない

こんな感じで、注意しなくちゃいけないことがたくさんあります。

そこで登場するのが壁の下地補強です。

棚を取り付けたり電化製品を壁掛けにしたい場所には、スカスカの石膏ボードではなくしっかりとした合板やべニアを初めから貼っておくのです。

 

下地の補強はどんなところに入れておくと安心?

もちろん、作り付けの棚やキッチンの換気扇など、初めから壁に負荷がかかることがわかっている場合は下地の補強を気にする必要はないでしょう。

言わなくても大工さんが取り付けていてくれています。

問題は、入居してから新たに何かを取り付ける可能性があるところなどです。

下地の補強を入れるのにオプション料金を取られたり、大工さんがサービスでやってくれたりとハウスメーカーによって対応の差があるようです。

また、あれこれ考えだすとあっちもこっちも付けておいたほうがよさそうなんて思ってしまうので、マイルールを作っておくといいかもしれません。

実は入居してからここも下地補強をしておくべきだったな、と思ったところはいくつかありました。

ですが、まずは私が家づくり中に決めたルールから紹介します。

私が下地補強を検討した場所

  • 予算削減で造り付け収納を諦めたところ
  • テレビを壁掛けしたいところ
  • 『見せる壁』にしたい場所
  • 鏡を壁に貼りたい場所
予算削減で棚の設置はDIYにしようと決めた場所が一番多かったです。

実際に下地を補強した場所と合わせて詳しい解説をします。

 

我が家が実際に下地を補強した場所は?

シューズクローゼット

ここは以前詳しく書いた通り、シューズクロークの中の一面だけ全体的に補強を入れてもらってます。

この画像には写ってないんですけど、パイプハンガーの向かい側の壁も補強してもらっています。

女性ってヒールを履くことがあるので、靴を履いているときに全体のバランスをチェックできるよう玄関に全身鏡を置くのおすすめです。

壁に貼ってしまえば邪魔になる事もないので、玄関の壁の余白がある人はぜひ検討してみてください。

靴、上着のほかに普段使いの帽子も置けるようにIKEAのアルゴートを入居後にDIYしました。

ここですべて完結できるようになっているのでとっても使い勝手がよくなりました。

人によっては、カバンを掛けるフックなども取り付けられるように下地を補強しておいてもよさそうです。

ちなみに帽子掛けは、旧家から愛用のコレ。


シューズボックスを全部そろえただけで丸見えのシューズボックスがすっきりして見えるので、こちらも超絶おすすめ。


あまりにもゴチャゴチャで中身を見せたくないものはこの中へ。

我が家の場合は家族6人分の雨具や防寒具、掃除用具などをまとめて入れています。

玄関だけじゃなく、クローゼットの枕棚など高いところの収納にも使い勝手がいいです。

 

脱衣所

脱衣所にあるクローゼットの中の壁です。

ここの壁も一面全体に補強を入れてもらってます。

当初予定していたIKEAのアルゴートはやめて、今は洗剤を置く棚だけついています。

将来乾燥機を置くこともあるかなと想定しています。

乾燥機を置く棚を壁に固定できると防災的にも安心ですね。

 

主寝室

主寝室のテレビを壁掛けにしたので、部分的に補強してもらっています。

テレビを壁掛けにする予定の方は必須です。

壁をちょっとふかして厚くし、壁の中にコードを入れられるようにすれば見た目もこんなにスッキリです。

注意点としてはテレビを取り付ける場所の高さ。

  • ベッドの高さ
  • テレビの大きさ
  • 寝転がったときのベッドからテレビまでの距離

設計と同時に新居で使うテレビや家具も決めておきました。

そのうえでシュミレーションを重ねてテレビの位置を決めました。

アクセントクロスを貼ったこの壁も一面下地を補強してもらっています。

海外のおしゃれインテリアみたいにいろんな額縁を飾ってみたいとか、素敵な壁掛けのライトをつけてみたい、とか妄想ばかりひろがっています。

ここが上に書いた『見せる壁』ですね。

 

けれど、勇気がなくて結局まだ何も手を付けていません。

もっとインテリアのセンスを磨いてから挑戦します。

 

3階手洗い

ここには当初から鏡を掛ける予定だったので、部分的に補強を入れてもらってます。

大きな鏡にしようかな、なんて思ってしっかり補強してもらったんですけど、実際はこんなに小ぶりなものに。

でも、将来的に鏡を大きくしたりと模様替えの幅も広がるので、これはこれで良しとしてます。

 

リビング

ここも主寝室と同じく、テレビの壁掛け用の補強です。

BOSEのLIFE STYLE135というサラウンドシステムを採用することが決まっていたので、スピーカーの部分も補強してもらってます。

今だったらこれかな。

テレビだけじゃなくてサラウンドシステムも、家づくり中に採用予定のものを決めておくときれいに配線できるように工夫してもらえます。

我が家の例でいうと、寝室同様、壁の厚さをふかして壁の中に配線用のチューブをいれています。

また、造作のテレビボードの中にコンセントを付け、壁の中を通ってテレビボードの中に配線が通れるようにしています。

こうして、テレビボードの中のサラウンドシステムやゲームとテレビ本体を繋いでいます。

 

番外編 子供部屋 天井

壁ではないですけど、子供部屋の天井を一部、補強してもらっています。

設計当時、子供は3人という予定だったので、3部屋に区切れる子供部屋を用意しました。

今は広い一つの部屋ですけど、ドアが3つある、ということですね。

それぞれ、3つに区切った時に壁がくるであろう場所の天井に補強を入れてもらっています。

施工図面をリフォームをお願いする業者さんに見せれば、サクッと工事できるようにしておきました。

が、実際は4人。

このことは今は考えないようにしています・・・。

 

下地の補強をしておけばよかったと後悔している場所は?

子供部屋の壁

我が家の子供部屋は3つに分けた時に4.5畳になります。

机とベッドを置いたらもう棚などを置くスペースなどないに等しいです。

せめて壁掛けの棚やフックなど付けられるように計画しておけばよかったと思っています。


こんな感じの壁掛け棚を勉強机やベッドの近くにつけたら、文房具や寝る前に見る本など置くことができますから。


こんなフックもいいですね。

女の子はカバンや習い事に使うものなどをぶら下げて収納できます。

 

パントリーの中

入居後に一番、フックをたくさん取り付けた場所です。

下地の補強をしていなかったので、アンカーでフックを取り付けました。

我が家の場合、パントリーが一番『ちょっと置き』の多い場所です。

  • 出かけて帰宅した時のカバンのちょっと置き
  • 子供たちの水筒カバー
  • 幼稚園の支度に使う小物

また、暮らしているうちに増えたちょっとした調理小物などを置けると助かります。


意外と子供が使う場所でもあるので、下のほうも含めて全体的に下地を補強しておけばよかったと後悔しています。

下地を補強しておけばよかったと後悔しがちな場所はこんなところ。

  • 将来的に収納が足りなくなりそうなところ
  • 使用頻度が何かと高い場所

 

壁の下地補強の後にしたことはこの記事で紹介しています。

よかったらご覧ください。

 

 





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