収納計画 家づくりの教科書

注文住宅の収納の広さ・場所の決め方を実例付きで徹底解説!

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せっかく注文住宅を建てるなら、簡単に片付けができる収納力たっぷりの家が理想。

けれど、やみくもにクローゼットや棚を増やしていくのはお金と部屋のスペースの無駄遣い。

上の記事を読んでない方はまずは一読ください。

もう読んだよって方はいよいよ実践編です。

今回は

  • 収納するものの量と収納する場所は大体イメージできている人
  • だけど全部のものをきれいに収納するにはどのくらいの広さが必要かわからない人

こんな人に向けて書いた記事です。

具体的に収納スペースの広さの決め方を書いていくので、是非ご自身でも作業してみてください。

 

注文住宅の収納の広さの決め方① 行動メモを書く

靴が散乱しないすっきりと片付いた玄関にするためにはどうすればいいと思いますか?

答えは二つあります。

一つ目は、家族全員の靴が収納できる靴箱を用意すること。

二つ目は、靴箱に入る分の靴しか持たない事。

当たり前の事のようですが、これがなかなか難しい。

玄関が散らかっているお宅って、結構ありますよね。

 

せっかく注文住宅を建てるのだから、最初から家族全員の靴を収納できる広さの収納を用意しましょう

ってことが注文住宅を建てたい人は収納を極めるべし【片付け上手な家の作り方】の内容でした。

そのために、家族全員の行動とその時に必要なものを書いた『行動メモ』を作ることをお勧めしました。

 

行動メモが集まってきたら、どの部屋に何を収納すれば無駄な動線が減るのかイメージができているはずです。

ここからは、部屋ごとにどのくらいの広さの収納が必要なのか具体的に決める方法を解説します。

 

注文住宅の収納の広さの決め方② 収納ケースを決める

何をどこに収納するかを決めたら、それらがどのくらいのボリュームになるのかをイメージします。

具体的に想像することがとても大切です。

そのためにはまず、お気に入りの収納ケースや棚を決めましょう。

なるべく、家の中の収納ケースは同じものや同じシリーズのもので揃えることをお勧めします。

見た目にもすっきりするし、将来、模様替えが必要なときも収納ケースごとまたは引き出しごと入れ替えればOK

模様替えがぐんと楽になります。

 

おすすめは無印良品、ニトリ、カインズなど大手のホームセンターやインテリアショップの収納ケース。

無印良品・ニトリ・カインズの収納ケースがおすすめな理由

  • 幅広いファンがいるので一般的で使いやすい
  • サイズ展開が豊富
  • 買い足したいときに同じメーカーで揃えることができる
  • 店頭で実物が見られるから設計時にイメージしやすい

無印良品なら私も利用しているLOHACOが断然おすすめ。

配送料がとってもお得ですよ。

無印の公式ショップだとポリプロピレン収納ケースの配送料が1個につき490円。

LOHACOは3300円未満が配送料220円、3300円以上からは無料です。

 

ちなみに私はカインズのスリムすきまストッカーシリーズを愛用しています。

 

高さが同じなのに(一部違う高さあり)ケースの幅や引き出しの大きさがいろいろあってとても使いやすくておすすめです。

また、引き出しをひと箱ずつ買い足せるのもおすすめポイント。

我が家では

  • パントリー
  • キッチンの壁面収納
  • 納戸文房具

で使っています。

食品のストックや文房具、趣味の裁縫道具や材料など細々したもののほとんどはこのケースにいれています。


注文住宅の収納といっても、色々な種類があります。

  • ウォークインクローゼット
  • 押し入れ
  • 納戸
  • 天井まであるロッカーのような棚
  • 階段下収納のように間口は狭いけれど奥行きがあるもの
  • シューズクローク
  • パントリー
  • 洗面台下収納  など

色々な収納スペースがありますけど、そのなかにドサドサっとものを積み上げているだけっていう人は少ないのではないでしょうか。

ホームセンターや家具屋さんで買った収納ケースやタンスなどに入れることが多いかと思います。

皆さん、収納するスペースに合わせて色々と工夫しているようです。

ですが、ここが肝心なところです。

収納するスペースに合わせて収納ケースを選んではいけません。

収納ケースに合わせて収納スペースを決めるべきです。

 

注文住宅が完成してから収納ケースを選んだらいけない理由

1 高さ、幅、奥行きなどが限られてしまう

メジャーでサイズを測って、ぴったり入る収納ケースを探すのは一苦労です。

一般的な大きさでないと高価なケースになってしまうことも。

 

2 無駄な隙間(デッドスペース)ができてしまう

この隙間にはもれなく埃がたまります。

または、この隙間にテトリスの様に物を挟んだり押し込んだり。

そしてその隙間に押し込んだものは、二度と使われないでしょう。

 

3 物が増える

収納スペースに合わせてとりあえず空いてる場所に収納ケースを置いていく。

ポッカリ空いていると気持ち悪いし、ビシッと同じ種類の収納ケースが並んでいる方が気持ちいい。

けれどちょっと待って。

スカスカの収納ケースはありませんか?

結局そこにはのちのち物を詰め込むことになります。

収納ケースの容量に合わせて必要のないものがどんどん増えていきます。

 

注文住宅の収納の広さの決め方③ 行動メモで書き出したものを収納ケースに入れる

おきにいりの収納ケースが見つかったら、頭のなかでそのケースの中に書き出した物をすべて収納してみます。

そして、ケースがいくつ必要かを考えます。

ケースに入らないようなものはとりあえず、ケースの上にでも置いておく。(もちろん、頭の中で、です)

とにかく、収納計画はできるだけ具体的にイメージすることが大切。

畳の上でイメージするとより分かりやすくなるはず。

和室がない人は、畳の大きさに切った新聞を数枚用意するといいです。

(いろいろな畳の種類がありますが、1枚分の大きさが910mm×1820mmが基本です。)

収納ケースを○個置くには畳が何枚分かな?と計算してみてください。

そして実際に畳の上に立ってみて、購入する予定の収納ケースを置いたところを想像してみるのです。

何度も言いますけど想像力が大切ですよ!!

 

注文住宅の収納の広さの決め方④ 収納ケースの上の空間もイメージする

この作業ではここからが特に大切。

収納ケースのうえにはどのくらいのボリュームの空間があまっているのか部屋の高さにも意識してみてください。

例えば、我が家では収納ケースの高さに合わせて棚板をつけています。

行動メモから収納ケースに入りきらなかったものを棚板の上に収納します。

大きさや形など考えて、どのように収納したらいいかを考えます。

上の画像の壁面収納には、電子レンジなどの調理家電を置いた上に可動棚をつけました。

ここには収納ケースに入れられなかった食器や鍋を主においています。

 

納戸の収納ケースの上には棚板を付け、さらに収納ケースを置きました。

枕棚のみつけてもらい、客用の布団などをしまっています。

 

電化製品など大きなものの収納をイメージするのは簡単です。

けれど行動メモを見るとわかると思いますが、家の中のほとんどの物が細かいものばかり。

収納ケースと同じように、小さいボックスをさらにイメージしてみてもいいかもしれません。

パントリーの収納ケースの上です。

小さいボックスに細かいものを分類わけして収納しています。

ここまでイメージできればかなり内容の濃い収納計画になるはず。

 

注文住宅の収納の広さの決め方⑤ 引き出しを開けたり閉めたりをイメージしてみる

ケースを置いていない『余白』の部分も大切です。

引き出しを開け閉めするときに、どれくらいのスペースが必要か。

出し入れしづらい場合は、逆にどのくらいの大きさのケースだったら使いやすいか。

収納ケースの前にはどのくらいスペースが余っているか。

こちらも畳の上でイメージしてみるといいでしょう。

壁があると仮定してみてください。

 

私はよく押入れを見つめながらイメージしました。

押入れが1畳の空間です。

 

 

注文住宅の収納の広さの決め方⑤ 収納スペースに余裕を残す

最後に、あるデータによると、小学生二人の子供がいる4人暮らしの一般的な家庭の物の量を調べたところ

  • 洋服 1376点
  • 雑貨 2435点
  • 食器 713点
  • 子供の物 1402点

家具家電を含め全体で5926点の物があったそうです。(日用消耗品は除く)

これだけのものをすべて頭の中でイメージするのはとても困難です。

行動メモの中で文房具、洋服と、分類わけできるところはきっちりしておきましょう。

 

また、これだけの物に囲まれていても暮らしているうちにどんどん物は増えていきます。

例えば家族が増えたり、趣味が増えたり。

もちろん、その都度いらないものを処分することは必要ですが、初めから収納スペースに余裕を持つことも大切。

イメージとしては今ある荷物の1.3倍ほど確保すればよいでしょう。

 

 

 

 

 







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